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水玉模様の水虫?
 水虫とはどんなものかよく知らなかった。
 人によっては歩くのも苦痛なほどになるという。
 そこまでならなくても、痒みや痛みあるいばイヤな臭いの元になるということで、皆治療
に苦心している。
 私の緩験では、十二才のころ足の裏の皮がよく剥けた。それも、少々のことではない。
足の親指の付け根や踵の皮が三センチ四方ほどまとまって剥ける。医者は水虫ではない、他のカピの皮膚病だと言っていた。というのは手の平の皮も同じように剥けていたからだ。
 成長にしたがって大きく剥けることはなくなったが、小さな皮がとれる状態はずっと続いた.
 社会人になって革靴で歩き回る毎日になると、いよいよ、本物の水虫らしい小さな水泡が土踏まずにポツポツとできて、「ウン、これがホントの水虫か?」と感激してみたりもしたが、実際に痒みを感じるようになると、のんびりしてもいられない。「隔靴掻痒」のはがゆさをそのままに実感しながら対策を立てることになった。
 最初の内はいわゆる「水虫」専用の薬を試したがまったくといっていいぽど効果がない。
アロエの葉もすりこんでみたし、食用酢も試した。最後に試したのが消臭剤だった。レモンの香のトイレ用芳香剤ではなくて、アルコールを使用した「消臭」剤だった。「カピにも効果あり」という効能書の一行で買ってみた。(クレの「メディゾール」)
 というのは、水虫もカピの一種だと聞いていたので、「ひよっとして」を期待して試してみたところ、これが大当たりだった。
 毎日、足と靴にシユツと一吹きを続けているうちに、靴の中の汗の臭いも消えたし土踏ま
ずの水泡も消えていた,
 以来、暑い夏はもちろん、秋でも冬でも、汗をかいたら「シユッ」を続けている。
 これで副作用さえなければ、大正解だ。
 「カピ」の発想から言えば、キツチン・浴室のカビ取り剤も効果があるかも知れないが、一度風呂掃除に使用中に服に一滴落としたところ、その部分が円く脱色されて白丸ができてしまった。
(カミさんには叱られました)
 足の裏に白丸の水玉模様ができると困るので、水虫に試すのはやめにした。
 風邪と水虫の薬を発明すれぱノーベル賞ものだと言われるが、もしかして、この消臭剤のメ
ーカーは自社がノーベル賞の受賞権利者だと気付いていないのではないだろうか。

追加情報: この原稿を掲載したのは2000年の11月頃でしたが、その後、2001年の2月頃に、
       花王から消臭剤応用の「水虫スプレー」が発売されました。
       そのうち花王の研究員は「ノーベル化学賞」を受賞できるのでは、とおもっています。


追加情報2: 水虫を完治しました。 「水虫完治報告!」をご覧ください。
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