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たんすにゴンッ!

つい先日、土曜日で休日だったので、カミさんが通信販売で購入したクローゼットを組み立てることにしました。

土曜日にやっても「日曜大工」とは、これいかに??などと考えながら、縦長の家具を順番に組み立て、部屋が狭いので作業スペースを広げるため、ちょっと手を離して、足元のものを片付けていると、なにやら「殺気」を感じ、振り向いたとたんに来ましたね。

額にガツン!と一撃を受けてしまいました。

不安定な縦長の家具なのだから、固定するまでは壁にでももたせかけておくべきでしたが、つい面倒なので、直立させて後ろ向きに作業したのが間違いでした。

目から火が出るという表現通りの衝撃に、両手で押さえてうずくまっていると、(コブができたと思ったのです)指の間からタラーリタラーリと赤いものがたれ落ちて、畳に血溜りができ、すぐ横の取り込んだばかりの洗濯物にも広がって・・・・・。

それから息子を大声で呼んで、ティッシュだ、雑巾だ、包帯だ、オキシフル、だと余り脈絡のないことを口走りながら、やっと一件落着。額には早乙女主水介(だったかナ)の(「天下御免の向こう傷」が刻まれその上を大型の絆創膏で押さえたのです。打身の傷の一部が破れて出血したので、深い切り傷と違ってすぐに出血もおさまったので一安心でした。
その直後、(2時間ほど後)、飲み会の約束があったので、大きな絆創膏を額に張ったまま、自転車と電車を乗り継いで、いくつか先の駅前の赤提灯に出向いたものでした。
痛みは引いていたので、「取り合えずビール」から始めて、夢中でダベリ、飲み、を繰り返していると、向かい側の二人が、「江須さん、血、血!」と叫ぶのです。

絆創膏の上から手でぬぐってみると手の平に血糊が薄く滲んでいます。
景気良くビールを飲み干したので、傷口が開いたようです。ティッシュで拭きながらも飲む勢いは衰えず、3時間ほど久しぶりの邂逅を楽しんだのでした。

この経験で学んだことは、怪我に酒は禁物だということです。アルコールが悪いのか大量の水分が悪いのかといえば、やはりアルコールの作用のほうが大きいと思われます。
で、思い出したのは丁度1年前に大腸ポリープを切除する手術を受けたとき、「アルコールとタバコはしばらく駄目ですよ」と言われたのに、「このくらいの手術なら大丈夫」と自分で判断して、翌日から少しですが酒を飲んだことです。やっぱり医者の言うことは聞いておいたほうが良いということを体験から学んだのでした。大腸の中で傷口が開いても自分では分かりませんから、完全に癒えるまでは、アルコールは控えるのが無難です。

まあ、大腸ポリープだったから、たいしたことにはなりませんでしたが、もうちょっと大きめの手術だと厳禁、と反省した飲み会での経験でした。

「たんすにゴンッ!」はコマーシャルの世界だけにしたいものです。