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ちょっと真面目系ページ

500万円節約するには


  私は、毎日、ラッシュにもまれて通勤しています。サラリーマンみんなの悩みであり、苦しみであります。
この苦しみから逃れるために私が考えたのが、まず、時間帯をずらすこと。
始業時刻は九時半ですが、八時半に会社に着くようにしました。つまり、定刻通りなら8時に家を出れば間に合いますが、7時に出ることにしたのです。
これで、わたし自身の起床時刻も早くなったが、もっと影響が出たのが、カミさんでした。しかし、子供の登校時間の関係で、影響としては約二十分早くなっただけなので、我慢してくれることになりました。
しかし、これで楽になったかというと、期待したほどではなかったのです。
というのは、勤め人の代わりに電車通学の学生たちと少し重なる時間帯になったからです。でも、ほんの少々は楽になったのは事実です。
次に考えたのが、電車のどの車両に乗るべきかということ。
快速電車を利用していますが、通勤経路からみて、都内に入って最初に停車する駅の乗降階段の近くの車両を選びました。これは実は迷いました。一定のラッシュ状態でずっと安定しているほうが良いのか、取り敢えず最初の駅で人が降りて楽なほうが良いのか.・・。
後者は、降りてもまた乗る人もある程度いて、動きが激しいのですが後者を選びました。最後尾の車両です。
つぎは、その車両の中のどの位置が良いかです。もちろん座れるのがペストですが、これはありえません。
座席に挟まれた通路は、スピードの変北の影響をもろに受けます。運転がへたで、急にスピードを上げれぱ、通路の人は全員後方に倒れ、急にスピードダウンすると前方に倒れ込みます。
その時吊り革につかまっていれば、皆の体重を必死で支えなければならないし、不幸にして吊り革に手が届かない場合は、自分が倒れこむのを防ぐ方法はなく、人にだけ支えさせるのは気の毒で、気分として落ち着かないものです。
そこで、景初は車掌室の前に陣取ってみました。これはきつかった。スピードダウンの時は手摺りにつかまり自分を支えれば良いので、他人にもたれていると気にする必要はありませんが、スッピードアップの時は前方の数人分の体重が一度にかかって、壁の手摺りに体を押しつけられるからたまりません。
体の手摺りに当たる部分の骨が折れるのではないかという恐怖に襲われます。
そこで、車両乗降口左右のお地蔵さんスタイルを考えました。
しかし、この位置は乗降口一つにつき二名様限定のスペースだから、なかなか空いていません。
次は、その開口部。約四名のスペース。ここが一番落ち着くことがわかりました。
他人にもたれることもなければ、押しつけられてもせいぜい一人分程度の体重だから耐えられる。
ただし、ドアが開く度に一且降りて、乗降を待って、また乗ることになります。
だから、開く回数の少ない側を選ぶことになるのです。
これで、一応の解決を見たことになります。しかし、200パーセントを超える混雑の中にはまだ、悩みがあります。
痴漢対策です。これは、男性であるわたしが痴漢にあうというわけではなく、痴漢に間違えられることを回避する対策です。
勤め先の女性スタッフが、時折、ご機嫌斜めで出社してくることがあります。聞けぱ痴漢にあった、と言います。
そして、話しているうちに段々雲行きが怪しくなってきます。
男は皆痴漢である、だから、男であるあなたも痴漢の仲問である、したがって、自分の不愉快の一端はあなたにもある、という、変則三段論法で、非難されることになる。
これは困ります。
せめて、あなたも痴漢の仲間である、という点で毅然として、ノーと言いたい。
そこで、日常の行動にも注意することになります。
さて、満員電車で女性の隣に乗り合わせたとき、どうすれば良いか。
前に立って背中を向けているのは、あらぬ疑いをかけられることはまず無いので気楽です、電車が揺れて後にもたれかかったりすると気の毒なので避けます。
次に、後に立つのは絶対避けます。前の女性が不審そうな視線で振り返えることがあります。
それに、髪の長い人の場合、夏は扇風機の風にあおられて、こちらの顔にかかって、息をするのにも困ることがあります。
したがって、横に立つのがベストです。こちらの身なりや顔が(?)悪い場合には女性のほうでハンドバッグをこちら側に回して防御してくれます。
聞くところによると、痴漢の冤罪を晴らすためには500万円以上もかかるとか・・・・。痴漢の濡れ衣を避ければ、それだけで500万円節約したことになります。
サラリーマンはみんな、家庭だけでなく、通勤途上でもしっかり心身共に疲ているの
です。