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 車については、わたしは極めて謙虚です。
特別な高級車が欲しいと思ったことはありません。
十六才で二輪免許を取ってから今まで交通課のお巡りさんのお世話になったのは、駐車違反の二回のみです。
 いえ、スピード違反をしたことが無い、というと嘘になります。50キロを超えることはしょっちゅうやっていますが、ほんの少々程度のオーバーに抑えているはずなのでまだ違反していないのです。
 先日も制限速度五十キロのところ、ほんの少しオーバーで、皆に追い抜かれながら走っていて、突然他の車がスピードダウンしたけれど、つい、そのまま走り続けていると、後からパトカーがゆっくりと追い抜いていきました。
 パトカーはおそらく六十キロ辺りで走っていたはずですが、緊急の合図をだしているわけでもなく、他の車もパトカーと並んで、あるいは、後をついて、走りましたが、お巡りさんからは特にお言葉はありませんでした。
 どこかで聞いた話ですが、十五キロていどのオーバーまでは大目にみてもらえるそうです。でもそれを信じて走って、違反キップを切られても、私の責任ではありません。
 しかし、確かに車を運転する人が全員、制限速度ピッタリで走ったら、交通渋滞はいまよりひどいものになるのではないでしようか。
べつに違反をすすめるわけでぱありません。
 それより制限速度五十キロの道路、あるいは、八十キロの高速道路が多すぎる気も
します.
 きっとそれなりの理由があって、制限速度は決められているのでしょうが、パトカーが見えなければ、いえ、見えていても、皆がオーバーして走っている道路というのは、やはりおかしいと思います。しかも、みんな「まずいかな・・・?」と、法律違反をしているという罪悪感は持っているのですから.・・・。
 もちろん、狭い道路、あるいは学校の近くで児童の危険を避けるために、二十キロとか三十キロの制限をするのは当然だし、私もちやんと守っています。ちなみにフランスの地方の国道では「学校が近くにあります。制限速度80キロ」という交通標識を見ましたが、これは日本には当てはまらないでしょう。
 
 車は人や荷物の移動の道具である、という観点から(経済的に高級車の所有はムリという観点からも)、わたしは車にはエンジンとブレーキと輪が四つ、それに、できれば風雨を防
ぐための屋根があれぱ、とりあえずは十分と考えています。スピードも「自転車より早ければ・・・・」という程度です。

 

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